ハンガリーの基本 〜 トラブル編
= ニセ警官 =

私も遭遇しましたニセ警官@ブダペスト。幸いにも被害はありませんでしたが。
ハンガリー政府観光局のサイトにも最近掲載されたところをみると、結構な数の被害が出ているのではないかと思います。参考までに私の経験談をどうぞ。
場所:デアーク広場のクリスマスマーケット付近
時期:12月上旬 夕方
加害者:30半ば〜40代前半の3人グループ(自称イタリア人、ニセ私服警官、ハンガリー人男性)
言語:英語
デアーク広場からヴェルシュマルティ広場方面へ歩いていると、自称イタリア人が話しかけてきました。
イ:「インターコンチネンタルホテルを探しているんだ。地図を見せてくれないか?」
私:「あっちの川沿いに行けばありますよ」
(バッグを見ず知らずの人の前で開けるのは嫌だったので、口頭で対応)
そう言った瞬間、目の前に私服警官登場!
警:「今、ドラッグ買っていただろ!」
私:「買っていません!持ってもいません!」
イ:「違いますよ(以後、モゴモゴ)」
何度否定しても、警官は聞く耳を持ちません。
私がその警官を不審に思っているのが伝わったのか、警察手帳(中にバッジのようなものが挟まれている)を見せてきました。しかし、外国人の私にはそれが本物かどうかわかりません。警官は近くのハンガリー人男性を呼び止め、その人に警察手帳を見せ、私に本物だと証明させていました(たぶん、この彼もグル)。
なお、そのやり取りの際に、パスポートの提示も求められました。もし、パスポート不所持なら不所持で、それは法に反するので、今度はそれでお金を要求してきたと思います(罰金のフリして)。
なかなか開放してくれない上に、
警:「財布の中をここで、俺の目の前で確認しろ」
としつこく、早く解放して欲しい一心で警官の目の前で財布を開きました。
決して、彼に財布を渡さず(すっと札を抜き取られる可能性があるので)、目の前で私自身で確認しました。
そこまでしても解放してくれません。
道の真ん中でのやり取りだった為、周囲の邪魔になると思い、道の端に行こうとすると、暗がりの方へ連れて行かれそうになりました。
私:「怖いから嫌だ!」
と騒ぎ、暗闇に連れ込まれるのを阻止。
それでも、まだ解放してくれません。
私:「警察所に言って話しましょう」
警:「俺はそんなに暇じゃない。お前の為にやっているんだ」
そう言い放ち、やっと解放してくれました。
後々思えば、最初の自称イタリア人からしておかしいのです。明らかに外国人の私より、ハンガリー人に聞いた方が道は詳しいはずです。それに、彼が自分をイタリア人と証明する為に話した挨拶程度のイタリア語は「あれ!?イタリア語ってこんなだっけ?」と思うような、微妙にイントネーションが違うものだったのです。顔もラテン系ではあるけれども、私の知っているイタリア人とは微妙に違う気がする顔...。
後でハンガリー人の友達にこの話をすると、「それはルーマニア人に違いない!ルーマニア語はイタリア語に似ているからね。きっとルーマニア人がイタリア人のフリをしたんだ」と言われました。
そして、警官は基本的に1人でパトロールしません(私服警官の場合は違うかもしれませんが)。若い警官ならまだしも、この中年の警官がずっと英語で会話するのも怪しいです。以前、友達がパスポートを盗まれた際、調書作成の為に駅の派出所に英語通訳の人が警察署から来たくらいです。
そこで、もしこんな目に遭ったら...
- 見知らぬ人に声をかけられても基本的に無視
- 「警察か大使館で話をしましょう」と言う
- 警官と名乗っても、絶対財布を手渡ししない
- 怖い目に遭いそうになったら、大きな声で助けを求める
という事を頭の片隅にでも入れておいて下さい。
もしかすると、被害を最小限に止める事が出来るかもしれません。
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